玻璃の鳥籠 [徒然]外出 忍者ブログ

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関所を越えて温泉へ

10月頭。

父が「久しぶりに温泉に行こう!」と言い出し、
箱根に日借り温泉に行って参りました。
温泉だけではあれなので休憩かねてちょっとだけ観光もする事に。
箱根には何度か行っていますが意外と行った事がなかった、
「箱根の関所」に行ってきました。



復元されたものだそうですが雰囲気が良く出ております。
西側から入ったので江戸に入る方ですね。
「入り鉄砲に出女」と言いますが、
入女なのできっと関所のチェックもそんな厳しくない?(´▽`)

中に入ると両側に当時の建物が再現されていて、
屋内を覗く事が出来ます。



怪しい人が捕まるところとか。



休憩所に集まる方達とか。

関所の柵も途中までですが再現されていて、
上の方にある見張所の所まで階段で登る事が出来ます。
但し、結構登りますw



思わずミニチュア加工をしたくなる絶景かな。
関所の西側の境目が見えております。

ところで。
私、写真撮影というものがとにかく嫌いで、
自分以外の人物写真も嫌いでほぼ撮った事がなかったんですが。
近年、歳のせいか、大分丸くなりまして……



箱根の関所の山の上で、
母とのツーショットを撮って貰ったりしております。@撮影父
後ろにうっっっっすら写っている富士山が撮影ポイントなのですが、
写真だと余計に分からないですねw

箱根の関所は近くに資料館もあって、
関所の手形、もとい、チケットで両方入れます。

その後、移動しまして大涌谷へ。



やー!∠(๑•ૅہ•๑)/



とー!ᕦ(ò_óˇ)ᕤ

※ 効果音に意味はありません。

噴火騒ぎの時に噴煙の量が増えたとかで見応えがありました。
が、とにかく風が強くて寒い!
そして噴煙が増えたという事は火山性ガスの量も増えたという事で、
「呼吸器系の弱い人はあまり外に出るな」という注意事項やアナウンスもあり、
母が喘息持ちだったりもするので(今はさほど酷くない)、
ちょっとだけ近くまで行って写真撮ったりして、
(特にこの日は噴煙が多いだか風が強いだとかであまり近くまでは行けない様でした)
名物の黒たまごを購入して退散。

仙石原のススキがそろそろ見頃なのではという事で、
仙石原の蕎麦屋を目指して移動するも肝心の蕎麦屋が定休日で断念。
ススキは綺麗だったのですが車内から鑑賞して、
Bプランだったイタリアンに。



もうとにかく寒かったのでランチセットのスープが体に沁みます…w



カラスミスパゲティ。



私はオムライスにしました。
自分でオムレツを割るとオムライスになる(?)タイプ。
わりとあっさりしたお味でご飯多めだったんですがしっかり食べました。
頑張った、私!(出来るだけいっぱい食べるキャンペーン中)

腹ごなしは湿性花園へ。
花が少ない時期であまりの寒さにポケットから手を出したくなくて、
ほとんど写真がありませんw
花の名前をなかなか覚えられずにいたのですが、
近年やっと少し見分けが付くようになってきました。
まだまだですが花の種類も勉強しなくては。

散々冷えて、最後にやっとこさ目的の日帰り温泉へ!
目的だった日帰り温泉がどうやら廃業してしまったようで、
結果的にちょっと良い所になりましたw
本当は無料レンタルの浴衣を着て休憩所でのんびりするのが、
本来の堪能の仕方だと思うのですが。
時間も遅かったので、しっかり温泉に浸かって、そのまま帰宅。

久しぶりの日帰り旅行となりました。
体力がないので遠出はあまり好きではないのですが、
こういう事が出来るのも残り数えるほどかなという気がしていて、
なるべく出掛けるようにしております。
また暖かくなった頃にもう1回くらい行けると良いかなぁ。

曇り空の段葛

5月初旬。
母と鎌倉にふらっと遊びに行って来ました。
天気は曇り時々雨と生憎の感じでしたが人出が少なくてそれはそれで良し(´ω`)。

鶴岡八幡宮の参道であるところの段葛では、
長い間ずっと桜並木の植え替え工事のため工事用シートで囲われていたのですが、
その工事がやっと終わったらしいと聞いて見に行ってみました。



段葛の入口にある二の鳥居。
分かってはいたもののやっぱり寂しいですねぇ。
桜の風情ある古木は姿を消してすっかり若木に植え替えられておりました。
随分とさっぱりしてしまった印象です。



古木をそのままにしておくと倒れてしまったり危険なので、
大勢の人が集まる観光地では仕方ない事とはいえ。
この若木達がすくすくと元気に育つ事を願ってやみません。



折角来たので鶴岡八幡宮へ。



境内の階段の上から段葛を振り返って。
天気が悪くてどんよりした雰囲気になってしまいましたが、
信心があまりない私が一番良く行く寺社なので何となく愛着のある所です。
境内の真ん中にある建物は静御前も舞ったという舞殿。
ここで結婚式なども行われます。

とりあえず段葛の様子も見られて気が済んだところで、
お昼時だったのでランチを求めて移動。
小町通りの方へ向かいます♪

水無月鎌倉 その3

昨年6月の鎌倉散策記の続きです。

東慶寺、明月院、と巡って、次は「建長寺」に行きました。
お寺がたくさんある鎌倉の中でも観光バスがたくさん止まっているような大きなお寺。
敷地が広く様々なお堂が並んでいます。

そしてこのお寺は「天園ハイキングコース」に繋がる入口でもあります。



(歩きながら撮影してるのでブレてる上に斜めですが入口の御門です……;)

建長寺にも何度も来ていて、
そういうハイキングコースがある事は知っていたのですが、
実際に行ってみた事がなかったので「天気も良いし折角だから行ってみる?」という事に。

広い建長寺の敷地の一番奥にあるらしいというのを地図で確認をして、
とにかく道なりにどんどん奥に行ってみました。
次第に建物がなくなり「あれ……?」と思っていながらそれでも歩いて行くと、
やっとそれらしい道が見えてきました。



この真っ直ぐ続いている道の一番奥まで行く予定です。

…………結構遠いね?(・∀・;)

しかも山登りと言いますか延々と階段を上る羽目になりました。
そういえば鎌倉って山ばっかりだったなーという事を思い出して若干後悔するも、
ここまで来てしまっては引き返す訳にもいかず。
どこまでも続く(ように見える)階段をひたすら上っていきました。



振り返ると大分見晴らしがよくなっておりました。
気付けばすっかり山奥です(^^;。

この延々と階段を上ってきた先にある社には、
建長寺の鎮守である「半憎坊大権現」が奉られていて、
この鎮守様は天狗の姿として奉られているので至るところに天狗様がいらっしゃいます。



建長寺としての敷地はこの辺りまでなのでしょうか。
この社を通り過ぎると「天園ハイキングコース」の入口と繋がっています。
さすがに準備も何もしていないのでハイキングコースを歩く事は断念するとして、
この先に「勝上献」という展望台があるという事でそこまでは行ってみる事にしました。



とても小さく簡素な展望台。
それでも見晴らしがよくベンチに座って景色を眺めるのは気持ちが良かったです。
天気は良かったのですがちょっと遠くの方が霞んでいて、
もっとすっきりと晴れていれば富士山まで綺麗に見えるそうです。

ハイキングコースはもっときちんと準備を整えてから、
いつか挑戦しようね、という事にして今回は来た道を引き返す事に。
建長寺の門を抜けてそのまま鎌倉方面に向かいます。

次で最後です。

水無月鎌倉 その2

昨年6月の鎌倉散策記の続きです。
季節柄、紫陽花を見に行く事が目的の1つだったので、
紫陽花寺で有名な明月院に行ってみる事に。
鎌倉も北鎌倉も何度も行っていますが人混みが嫌で混み合う所は避けがちなので、
実は有名なのにあまり行かない場所だったりします。

で、もちろん紫陽花は見事だったんですが、
普段は入れない奥庭が公開されているという事でそちらへ。



有名なこの円窓の向こう側です。
1年に2回、花菖蒲の開花時期と紅葉の時期に公開しているそうです。
奥庭に入るには追加で500円が必要ですが、
この入庭料はこのお庭の維持費に充てられているのだと聞くと思わず納得。

入ってすぐはちらちらっとしか花菖蒲がなく、
期待外れだったかな……? と、ちょっと不安になったのですが、
更に奥に進むとすぐに一面に広がる花菖蒲が見えました。



緩やかに蛇行するように作られた花菖蒲の庭。
全体では写真に写っている倍以上の広さがあるでしょうか。
その広さももちろんですが何より手入れが行き届いているのが伝わってきて本当に見事です。



紅葉の時期に来たら見事なんだろうと思わせる、
青々とした楓の木陰のベンチに座ってぼんやりと花菖蒲を眺めたり、
山の方に入る道などもあって散策するにも楽しい場所でした。

奥庭を出た後はまた紫陽花の咲く表庭(と言うのだろうか)を通り抜けて、
明月院の敷地内にあるカフェで一休みする事に。



和風モダンのお洒落な店内で開放感があります。
メニューは表の看板に書いてあるものだけだったようで、
座ってから注文を確認されて「まだ決めてない」と答えると口頭で説明をされました。
そんな訳でメニュー数は少なめです。



抹茶とお菓子のセットを注文したのですが、
条件反射でスムーズに抹茶を飲み終えてしまい写真を撮り損ねました(^^;。
なので、お菓子だけ。



のんびりお喋りしていたら「ごゆっくり」とお茶を出して頂きました。
こういう心遣いは嬉しいですね(^^)。

ほっと一息吐いてから移動。



明月院を出てすぐの所にある橋にいたウサギとカメ。
可愛かったので思わずパシャリ♪

ウサギとカメに別れを告げて次のお寺に向かいます。
という事でまだ続くよー。

水無月鎌倉 その1

写真の整理が追い付かなくなり、
更新したくても出来ない状況を拗らせた結果、
季節が一巡りして今更新すると逆に季節先取りでタイムリーなのでは!?(・∀・)

……という事になったので昨年の6月の写真を掘り起こしてみました。

年1回くらい母と鎌倉に遊びに行くのですが、
6月のある日「天気も良いし今行くと紫陽花が綺麗なのでは!」という話しになって、
鎌倉に紫陽花を見に行ってきました。



ただ、実際に行ってみたところ、
紫陽花はもちろん綺麗だったんですがそれ以外の事がいろいろ楽しかったので、
その「それ以外」を中心に載せていこうかと思います。
鎌倉の紫陽花は有名な観光スポットが多いのであちこちに写真載ってて今更かなとも思うので。

まず北鎌倉駅を下車。
先にお昼ご飯を食べる事にしてお蕎麦屋さんに入りました。



山菜ぶっかけ蕎麦。
観光地なので「蕎麦懐石」とか観光客向けの大層な店が多いのですが、
質素に育った我が家としてはこういうシンプルなお店の方が美味しいし落ち着きます♪

で、お蕎麦を食べていたところ、
隣のテーブルのお客さんがお店のおばさんと話しているのが聞こえてきました。
なんでも「丁度この時間に近くのお寺でお花の限定公開をしている」と。

私「……行く?」
母「行こうか。折角だし」

という事になりました。

北鎌倉駅から歩いてすぐの東慶寺は駆け込み寺として有名な所です。
蕎麦屋で聞いた「限定公開」というのは、
「イワガラミ」というお花で本堂の裏の岩壁に貼り付いて伸びているので、
拝見するには本堂に上がらないといけないため限定公開になっていて、
花が咲いている時期に午前と午後に数時間ずつ公開されているようでした。
私達が東慶寺に辿り着いたのが丁度公開が始まる時間ぴったり。
良いタイミングでした(^^)。


予備知識が全くない状態で見に行ったのですが、
これが、まぁ、見事。



これが本堂の裏の岩壁で、矢印のところに大元のイワガラミの根っこがあります。



根っこのアップ。
この1本の根っこから岩壁に沿って這うように枝を伸ばして、
岩壁いっぱいにイワガラミの花が咲いていました。



本堂のすぐ裏手なので距離が近すぎて全体像を撮れないのですが、
全体像が把握出来ないくらい広範囲に広がっています。
これが1本の根っこに全部繋がっているのかと思うとなかなかの圧巻です。




イワガラミはそのまま「岩絡み」という表記で、
ユキノシタ科の植物で(分類の仕方でいろいろある様ですが難しいので省略)、
要は紫陽花の親戚のようです。
これだけの規模で育ったものはなかなかないと思うので素敵な光景が見られて眼福でした♪

イワガラミを鑑賞後、
この東慶寺で見たかった物がもう1つあったので今度はそちらへ。
敷地の奥の方が切り通しのようになっていて岩壁が続いているのですが、
そこに咲いているのが「イワタバコ」という多年草。
名前は似てますが全く違う植物です。



葉っぱが煙草の葉に似ているからこの名前なんだとか。
以前東慶寺に行った時には花期ではなく花が見られなかったので、
今回はこれを目当てに東慶寺には行く予定でいました。
イワガラミまで見られたのは嬉しい誤算♪



この岩壁いっぱいに貼り付いてる葉っぱが全部イワタバコです。
それほど存在感のある花ではありませんが、
木陰のしっとりと湿った岩壁に咲いてる様は可憐な風情があります。

東慶寺は山を切り開いたような場所にあるんですが(実際のところは知らない)、
鬱蒼と茂った木々の間に小道が続いていて、
このイワタバコがある岩壁の更に奥に行くとぽっかりと開けた空間に出ます。
古いお墓がある場所なんですが木々に囲まれて静かでなんだかとても好きな場所です。
山なので上り坂でちょっとしんどいですが、
立ち寄られた際にはお散歩がてら奥まで行ってみるのもお薦めです♪

という事で東慶寺は終了。
写真の整理が追い付けば次のお寺に続きますw

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