『f植物園の巣穴』
著者:梨木香歩
出版:朝日新聞出版/単行本/文庫本
発行:2009年5月7日/2012年6月7日
単行本が出た時に買って読んだまま本棚入れっぱなしだったんですが、
最近ちょっと思い出して読み返したいな〜と思っていたら、
出先で文庫本が出ているのを発見して購入。
久しぶりに読み返しました。
以前読んだ時に「こういう雰囲気だった」と思っていた記憶からは、
何故かちょっとイメージが違ったのですが、
梨木香歩さんの本領発揮といえばこういう系統だよねという印象。
これをもって「読みやすい」と言えるのかどうかは好みが分かれそうです。
冒頭が歯医者に行くところから始まるんですが。
丁度、作中と似た様な状態で「歯医者に行かなくては…」と思っていたところで、
なんだか妙な縁を感じると共にこれは「早く行けよ」という何かのお達しなのだろうかと(^^;。
そのお陰という訳ではないのですが只今通院中です。
痛くなかったせいで気付くのが遅れて、
行かなくては! と思った頃には忙しくなってしまって時間がとれず、
後手に回ってしまったとはいえちょっとアレな状態だったらしく少々反省しております。
しかしアレなのは私の歯なので困るのは私のはずなんですが、
アレな状態で歯医者に行くと「先生ごめんなさい」という気分になるのは何故でしょう……
私だけかしら(笑)。
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