『太陽の石 月の石』
著者:樹川さとみ
出版:集英社/コバルト文庫
発行:1995年6月
わりと最近になって中古で買った1冊です。
というのも、この樹川さとみ先生の作品がとても好きでずっと集めていたのですが、
私が買い始めた時にはもう新品では流通しておらず古本屋に行く度に棚をチェックしても、
この1冊だけどうしても巡り会えず。
ついに思い余って普段は使わない某web書店で注文しました。
これでコンプリート! のはず。
途中で打ち切られてしまったらしい新書のシリーズが揃っているか、
ちょっと自信がないので今度調べておこうと思います…。
ネットで注文すると状態が分からないという事もあり、
予備というか保険というか……という感じで2冊購入してみたのですが、
1冊は「良品」、1冊は「帯付き良品」という表示。
正直、古い本だという事もありあまり期待していなかったのですが、
2冊とも帯付きの初版が届きました。
なるほどあんまり売れてない本だとこういう事になるのか、と。
嬉しいんだかなんだか。
さすがに20年分の焼けはありますが思いの外状態も良かったです。
内容については今更言うまでもなく。
樹川作品ならなんでも来いなので私が今更どうこう言うような事ではなく。
ただ他人様に薦めるのであれば、
まずはやはり人気シリーズとなった『楽園の魔女たち』からお薦めします。
掛け値なしに面白いと私は思っていますが、
ちょっと文体に癖があるので人によって合う合わないはあるだろうとは思うので、
なかなか他人様にお薦めする機会も少ないのですが。
ところで、先生もう新作書かないのかなぁ。
寂しい。。。(´・ω・`)
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