玻璃の鳥籠 水無月鎌倉 その1 忍者ブログ

水無月鎌倉 その1

写真の整理が追い付かなくなり、
更新したくても出来ない状況を拗らせた結果、
季節が一巡りして今更新すると逆に季節先取りでタイムリーなのでは!?(・∀・)

……という事になったので昨年の6月の写真を掘り起こしてみました。

年1回くらい母と鎌倉に遊びに行くのですが、
6月のある日「天気も良いし今行くと紫陽花が綺麗なのでは!」という話しになって、
鎌倉に紫陽花を見に行ってきました。



ただ、実際に行ってみたところ、
紫陽花はもちろん綺麗だったんですがそれ以外の事がいろいろ楽しかったので、
その「それ以外」を中心に載せていこうかと思います。
鎌倉の紫陽花は有名な観光スポットが多いのであちこちに写真載ってて今更かなとも思うので。

まず北鎌倉駅を下車。
先にお昼ご飯を食べる事にしてお蕎麦屋さんに入りました。



山菜ぶっかけ蕎麦。
観光地なので「蕎麦懐石」とか観光客向けの大層な店が多いのですが、
質素に育った我が家としてはこういうシンプルなお店の方が美味しいし落ち着きます♪

で、お蕎麦を食べていたところ、
隣のテーブルのお客さんがお店のおばさんと話しているのが聞こえてきました。
なんでも「丁度この時間に近くのお寺でお花の限定公開をしている」と。

私「……行く?」
母「行こうか。折角だし」

という事になりました。

北鎌倉駅から歩いてすぐの東慶寺は駆け込み寺として有名な所です。
蕎麦屋で聞いた「限定公開」というのは、
「イワガラミ」というお花で本堂の裏の岩壁に貼り付いて伸びているので、
拝見するには本堂に上がらないといけないため限定公開になっていて、
花が咲いている時期に午前と午後に数時間ずつ公開されているようでした。
私達が東慶寺に辿り着いたのが丁度公開が始まる時間ぴったり。
良いタイミングでした(^^)。


予備知識が全くない状態で見に行ったのですが、
これが、まぁ、見事。



これが本堂の裏の岩壁で、矢印のところに大元のイワガラミの根っこがあります。



根っこのアップ。
この1本の根っこから岩壁に沿って這うように枝を伸ばして、
岩壁いっぱいにイワガラミの花が咲いていました。



本堂のすぐ裏手なので距離が近すぎて全体像を撮れないのですが、
全体像が把握出来ないくらい広範囲に広がっています。
これが1本の根っこに全部繋がっているのかと思うとなかなかの圧巻です。




イワガラミはそのまま「岩絡み」という表記で、
ユキノシタ科の植物で(分類の仕方でいろいろある様ですが難しいので省略)、
要は紫陽花の親戚のようです。
これだけの規模で育ったものはなかなかないと思うので素敵な光景が見られて眼福でした♪

イワガラミを鑑賞後、
この東慶寺で見たかった物がもう1つあったので今度はそちらへ。
敷地の奥の方が切り通しのようになっていて岩壁が続いているのですが、
そこに咲いているのが「イワタバコ」という多年草。
名前は似てますが全く違う植物です。



葉っぱが煙草の葉に似ているからこの名前なんだとか。
以前東慶寺に行った時には花期ではなく花が見られなかったので、
今回はこれを目当てに東慶寺には行く予定でいました。
イワガラミまで見られたのは嬉しい誤算♪



この岩壁いっぱいに貼り付いてる葉っぱが全部イワタバコです。
それほど存在感のある花ではありませんが、
木陰のしっとりと湿った岩壁に咲いてる様は可憐な風情があります。

東慶寺は山を切り開いたような場所にあるんですが(実際のところは知らない)、
鬱蒼と茂った木々の間に小道が続いていて、
このイワタバコがある岩壁の更に奥に行くとぽっかりと開けた空間に出ます。
古いお墓がある場所なんですが木々に囲まれて静かでなんだかとても好きな場所です。
山なので上り坂でちょっとしんどいですが、
立ち寄られた際にはお散歩がてら奥まで行ってみるのもお薦めです♪

という事で東慶寺は終了。
写真の整理が追い付けば次のお寺に続きますw

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