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温かな色を

滑り込みで今年最後の更新!
年末はバタバタしてしまってあれこれ手に着かず。
どうにか仕事は納めましたがそれ以外の事がどっかいってしまいました(^^;。

いろいろ書きたい事はあるんですが、
文面を考えてる間に年を越してしまいそうなので今年最後に買った物の話など。



ずっと探していた「あったかい色のストール」を購入したのです。

ウールが苦手なのでウールが入ってない素材、
アクリルか、使い回す事を考えると出来れば綿で、
自宅で洗えて、
薄手で、
手触りが良くて、
落ち着いた朱赤系で……

というのが理想だったんですが、なかなかコレ!というのがなくて。
妥協して買うのも悔しくて1年くらい探してたんですが。
先日ふらっと入ったお店でドンピシャの物を見つけて即購入。
こういう衝動買いみたいな買い方をほとんどしないので、
(とりあえず一旦家に持ち帰って考え直してまた次にまた出会ったら…みたいな優柔不断;)
自分でもちょっと戸惑うくらいだったのですが、
あまりにも探していた通りの物だったので感動冷めやらぬままにレジに♪

オーガニックの天竺木綿でしっとりとした手触りに何より惹かれました。
思えば私は手触りの良い物が好きだなぁ……と、
大掃除でぬいぐるみ達に積もった埃をはたきながら思ったりとか。←
毛玉が出来ないかと少し心配しながらも、
嬉しくて意味もなくストールを撫でたりしてましたw

買い物があまり得意ではないので、
たまにこういう気持ちの良い買い物が出来ると本当に嬉しいです。
今年最後の嬉しい出会いでした♪


お決まりの型どおりのご挨拶になってしまいますが。
今年も1年ありがとうございました。
来年もこの調子でまったりとしたペースになると思いますが、
また更新続けていくつもりですので今後ともどうぞ宜しくお願い致しますm(_ _)m。

良いお年を〜♪

『f植物園の巣穴』

『f植物園の巣穴』

著者:梨木香歩
出版:朝日新聞出版/単行本/文庫本
発行:2009年5月7日/2012年6月7日



単行本が出た時に買って読んだまま本棚入れっぱなしだったんですが、
最近ちょっと思い出して読み返したいな〜と思っていたら、
出先で文庫本が出ているのを発見して購入。
久しぶりに読み返しました。
以前読んだ時に「こういう雰囲気だった」と思っていた記憶からは、
何故かちょっとイメージが違ったのですが、
梨木香歩さんの本領発揮といえばこういう系統だよねという印象。
これをもって「読みやすい」と言えるのかどうかは好みが分かれそうです。

冒頭が歯医者に行くところから始まるんですが。
丁度、作中と似た様な状態で「歯医者に行かなくては…」と思っていたところで、
なんだか妙な縁を感じると共にこれは「早く行けよ」という何かのお達しなのだろうかと(^^;。
そのお陰という訳ではないのですが只今通院中です。
痛くなかったせいで気付くのが遅れて、
行かなくては! と思った頃には忙しくなってしまって時間がとれず、
後手に回ってしまったとはいえちょっとアレな状態だったらしく少々反省しております。
しかしアレなのは私の歯なので困るのは私のはずなんですが、
アレな状態で歯医者に行くと「先生ごめんなさい」という気分になるのは何故でしょう……
私だけかしら(笑)。

『ペンギン鉄道なくしもの係』

『ペンギン鉄道なくしもの係』

著者:名取佐和子
出版:幻冬舎/文庫本
発行:2014年6月10日



少々ご縁があって手に取りました。
あまり内容も知らずに読み始めたのですが、
思いの外好みの雰囲気で一気に読み終えてしまいました。
4章に分かれていて1章ずつ物語としては完結していながらなんとなく関連性もあり……
母も読んでる(と思う)んですが、
ちょっと若者向けの設定などもあり若干読み難そうにしてました。
元々ゲーム会社でRPGのストーリーを書いていたという経歴の持ち主なので、
その辺りがちらっと顔を出してるのかな? という印象。

ペンギン可愛いですね。ペンギン。
もっとファンタジー色が強いのかと思っていたのですが、
思いの外きちんと広げた風呂敷が畳まれていてそれはそれですっきりとした読了感。
全体としてはページ数が多いのですが、
章が分かれているのでぱらぱらと捲って読み返すのに程良い感じです。

啓文堂書店の文庫大賞候補作になっているのですが、
他の大賞は発表されているのに何故だか文庫大賞が発表されていない様子……
(2014年10月の売り上げ数で決定)
折角なので選ばれたら良いなぁ〜と時々サイトをチェックしているのですが、
どうなったのかしらん?

健康食ランチ

友人からの「ランチでもいかが?」とのお誘いを受けて、
突発的に一緒にご飯食べてきました。
いつもなにかと忙しい友人なのでなかなか頻繁には会えないのですが、
こうして機会を作っては声をかけてくれて大変嬉しい(*´艸`*)。

何処行こうか? という話になり、
お互いに土地勘がそこそこある場所であとは適当に現地の様子を見て決めよう…という、
大分ざっくりした計画を立てて待ち合わせ。
いくつかお店の候補はあったんですが結局「静かなとこがいいね」という事で、
健康食っぽいご飯が食べられるお店に決定。
ローカル店なのかと思って検索かけたら意外と店舗があってびっくり。←



私の「豚ロース生姜焼きと卯の花コロッケ定食」と。



友人の「和風蓮根ハンバーグ さっぱりおろしポン酢」。
(…何故かこれだけメニューに「定食」が付いてなかったw)

ご飯は雑穀米みたいなもので、お吸いものととろろが選べます。
もう少し野菜が多いと嬉しいんだけどなぁ……と思いつつ、
付属のサラダの菜っ葉が、食品サンプルか!? というくらい妙に緑が鮮やかで、
密かにびびってたりとかなんとか(^^;。
普通に食べたけども。

ランチのピークが過ぎたちょっと遅めの時間に待ち合わせをしたので、
他にお客さんもあまりおらずのんびりお喋り出来ました。
まぁ、楽しい話題、楽しくない話題、いろいろありますけどね。
デトックスも大事だよね! という事で(´ω`)。
ネットを通じていくらでもお喋り出来る昨今ですが、
それでもやっぱり直接会ってお喋りする時間はまた別物だよなーと思います。

ランチに+400円でドリンクとデザートが付けられるという事で、
「いっとく? いっとく??」という協議の結果。



私は「黒糖のクレームブリュレ きなこアイス添え」と、
ホットミルクティー(という名の珈琲フレッシュ付きホットティー)。



友人は同じく「黒糖のクレームブリュレ きなこアイス添え」と、
ノンカフェインだからと五穀茶(だっけ?)のホット。

クレームブリュレのカラメルが硬くて割れないwww と言いながら、
2人で美味しく頂きました(-人-)。
わりとあっさりしてて私でも食べやすかったです。
食後のデザートはこのくらい軽めが良いなぁ。

甘い物食べながらもう少しお喋りをして、
近くのお店でちょっとお買い物して、
この日はそのまま早めの解散となりました。
次回はあれを……! と、もう次の予定の算段を始める気の早い話題も出ましたが、
そうやって考えてる時間もまた楽しいものです。
でも早めに実現させようね(*´ω`*)ノシ

『雪と珊瑚と』

『雪と珊瑚と』

著者:梨木香歩
出版:角川書店/単行本
発行:2012年4月28日



たまにしか買わないのですが、
それでもハードカバーの単行本が増えてきてしまったので、
本棚を整理しなくてはなぁ……と思ってきちんと入りきっていなかった数冊を、
本棚から何冊か抜き出して積んであったのですが、
突発的に自室を燻蒸する羽目になり、
燻蒸剤がかかるとまずい物を運び出していた際に、
積んであった本に、直に燻蒸剤を浴びてシミになったりしたら嫌だな、と、
実際にはそんな事にはならないのですが(少なくとも直近では。将来的には分かりませんが)、
反射的に持ち出した数冊の中にあった1冊でした。

因みに日焼け防止のために本棚にはカーテンをかけているので、
本棚の中にある物に関しては直にべったり燻蒸剤がかかったりはしないだろう、という判断で。
「燻蒸しなくてはいけなくなった原因」のお陰で、
わりと動転したままの状態で荷物を運び出していたので、
冷静な判断とか合理的な思考とかは無縁の状態だった事は明記しておきます(^^;。

タイトルの『雪と珊瑚と』というのは主人公の母娘の名前。
梨木さんの本の中ではわりと新しく、読みやすい部類の1冊です。
そして「美味しそう」。
梨木さんの作品は癖が強いので他人様に薦めるのをちょっと躊躇う事が多いのですが、
その中でこれはわりとすんなりとお薦め出来る部類です。
もちろん好き好きはあると思いますが、
私の中では、これが駄目だったら他の作品は薦めないかなぁ、みたいな位置にあります。
ただ、やっぱり、それだけでは終わらないのですが……

書誌情報を調べるためにamazonを見ていたら、
梨木さんの作品は全体的に妙にレビューの評価が高い事に気付きました。
あまり一般受けはしない作風だと思っていたのですが、
意外とそうでもない? それとも、梨木さんマニアのレビューが多い?
この作品に対しても全体的には高評価の様子。
あまり他人様のレビューを見るのが好きではないので内容自体はあまり見ていませんが、
概ね同じような感想が書かれているように思いました。
残りの差は、表面を読むか、その奥まで踏み込んで読むか、という差のような気がします。

読みやすく温かい物語ですが、
読後感は良いとは言い難いちょっと独特の迫力があるような気がします。
そこがまた梨木さんらしいような気がするのですが。

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